今までとこれからの内容

Tomcatのインストールの前に、現状のパソコン環境を書いていますので、その環境は、見て頂いた方がいいです。

始めてのJAVA＋TOMCAT

どのバージョンをインストールするか！？など情報は、前回になります。

始めてのTOMCAT　（インストール準備）

今回は、始めのインストールになります。まずは、ダウンロードから始めます。

勿論、既存環境には、影響がない形で行いたい。

• eclipse(PHP)が動くこと！
• 勿論アパッチも同様！
• その他も影響がないこと！
  • オラクルやSqlサーバ等にも影響がないこと！

ここかはハマってくるのでしょうね～^^;
（マニュアル道理にはいきませんからね~(笑)。知識も乏しいですし(笑)）

Tomcatのダンロード

Tomcatのダンロードは、下記のサイトから可能です。

https://tomcat.apache.org/index.html

Tomcatのダンロードは、過去バージョンも綺麗に左側メニューにあるので、非常に助かります。

今回は、apache-tomcat-7.0.29をインストールする予定になります。
ただ、結論から先に言いますと、このバージョンは問題があって、インストールしてはいけません。詳しくは、後で説明します。

前回の記事で説明していますが、私はZipを使用してインストールを行います。

• メリットと理由は！
  • Windowsが壊れた時も復旧が簡単！
  • マシンを変えた場合も勿論簡単！
  • Cドライブには、なるべく必須アプリしか入れたくない！
  • Tomcatの環境（フォルダー移動など）変更も簡単になる！

私はもうすでに、7.029は持っていましたので、行っていませんが、
ダウンロードは、こんな感じになります。

Tomcatのインストール

これから、インストールを行い動作テストを行いますが、環境の前提として、下記は、最低限必要です。

1. Apache24が動いている事！
2. Javaがインストールされている事！

私の環境は、もうすでに、上記は完了しておりますので、こちらの説明は省略します。
ちなみに、Tomcatインストール前の環境は、こちらになります。

アプリ	バージョン	インストール先
Windows	10	–
Java	8u45	C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_45 C:\Program Files\Java\jre1.8.0_45
Apache24	2.4.23	C:\Apache24
php	7.3.12	C:\php\Php7.3.12

では、インストールを行います。

1. まずは、先程ダンロードしたzipファイルを適当な場所へ移動します。
   1. 今回は、D:\Tomcatの中に移動
2. zipファイルをフォルダー解凍を行い、短いフォルダー名に変更します。
   1. 今回は、D:\Tomcat\Tomcat
      1. 実際は、D:\Tomcatだけでもいいと思います。
      2. 私の場合は、下記を想定してTomcatが２つあります。
         1. D:\Tomcatは、今後作成するプログラムのフィルダやGit全体
            • 今後作成するプログラムのバックアップが簡単想定した為。
         2. D:\Tomcat\Tomcatは、Tomcat自身

exeのインストールではないので、自分でPath（システム環境変数）を設定します。
（exeでインストールした場合は、自動でやってくれるかも知れません。）

変数名	パス
CATALINA_HOME	D:\Tomcat\Tomcat
JRE_HOME	C:\Program Files\Java\jre1.8.0_45
JAVA_HOME	C:\Program Files\Java

これで、インストールは完了しましたので、一旦、PCの再起動を行います。
（実は、これが少しハマった所になります(笑)）

動作テスト

Apacheは、サービスで自動起動させていますので、自動で起動します。

Tomcatは、まだ行っていませんので、自動で起動しません。

起動手順は、こちら！

1. D:\Tomcat\Tomcat\binのstartup.batを起動
   
2. しばらくしたら、文字化けしたコマンドウィンドウが開きます。
   
3. 上記は無視したまま、下記にアクセスします。
   • http://localhost:8080/
4. 下記の表示がでれば、とりあえずは完了になります！
   

えっ！表示のバージョンが違う！？
そうです、これもハマったところになります。（後で説明します）

ちなみに、Tomcatの終了は、文字化けコマンドウィンドウを閉じればTomcatは終了します。

もう少し細かく設定

もう少しだけ、細かく設定します。

1. 300ユーザとパスワードの追加
   1. Tomcat内の\conf\tomcat-users.xmlを開きます。
   2. </tomcat-users>の上に、下記を追加します。
      （デフォルトで、adminとします）
   3. <user username=”admin” password=”admin” roles=”admin-gui,manager-gui” />
   4. これで、Tomcatのトップメニューから、他へのリンクも開くことが出来ます。
2. サービスの登録
   1. Tomcat内の\binにあるservice.batを使います。
   2. コマンドプロンプトを開いて下記を実行します。（念の為、管理者権限で）
      1. service.bat install Tomcat7
   3. 下記が出てきたら、サービス登録は完了です。
      1. The service ‘Tomcat7’ has been installed.
   4. 後は、Windowsのサービスで設定すれば、自動で起動されます。
   5. 私は、手動で行っています！
      

ハマった所

実は、これまで、いい加減にして細かく分析していませでしたので、少しハマりました。（反省です）

自分の為にも、今回はきちんと整理します。

まずは、システム環境変数について

1. システム環境変数は、再起動しないと反映されない！
   1. こんなことを今まで知らなかったは^^;
   2. 私のPCは、移動プロファイルを使用していますので、この再起動がすごい長いのが問題でした。（再起動に約１時間^^;）
      • レースにならないので、DiskInfo3を使って、filmoraのテンプファイル等を整理し、削除しました。
2. システム環境変数（Path）の新規登録が出来ない！
   1. これも今まで、苦労してきたこと。（未解決のまま）
      • 私のPCは、MS系やオラクル、SQLなどの各バージョンが入っています。
      • そうなると、Pathがフルになって、新規登録出来ない問題があります。
      • 大体悪いのが、下記です。
        • Microsoft系
        • オラクル系
      • 今回は、この問題を解決しました。（後で明記）
3. システム環境変数には、最後に着けてはいけない文字！
   1. セミコロン
   2. \

次に、Tomcatのバージョン

JAVAのバージョンが8.ｘの場合、Tomcat7.0.29は対応していないと思います。

色々実際に試した内容は以下です。（間違いがあるかも知れませんが^^;）

Tomcatのバージョン	テスト結果
7.0.29	動作不可
7.0.34	OK
7.0.70	OK
7.0.105	OK
8.5.57	OK 現在はこれを使用

システム環境変数のまとめ方

これは、かなり昔から、悩んでいました。
なぜならば、これを間違えてしまうと、いろんなものが、動かなくなってしますからです。

今回は、切羽詰まったので、真剣に取り組みました(笑)

手順は！

1. Pathの長くて、複数あるのを探す。（これが一番効果的！）
   1. 例）
      1. C:\Program Files (x86)\MySQL
2. 上記をユーザ環境変数に登録する。
   1. 変数名：MySql
   2. 値：C:\Program Files (x86)\MySQL
3. 後は、システム変数のPathに戻り、上記のパスの部分を置換する。
   1. %MySql%\Connector.NET・・・・。

これで、当分は大丈夫でしょう♪

今回のまとめ

• Tomcatのインストールは、思ったより、非常に簡単であった。
• というよりは、他の部分でハマったwww^^;
• Tomcatは、バージョン入替も簡単なことが判明した。
  • システム変数にて変更可能！
• やはり、zipインストールが正解であった。

次は、Tomacatの開発に移りたいなぁ～！

さて、がんばりますよ～♪
（実は、ここからが、非常にハマりました(笑)）